2022年4月14日 / 最終更新日時 : 2022年4月14日 wpmaster 2022年5月号 「この子にとって大切なことは?」 決心を後押しした我が子への愛情 いつ学校から連絡があるかと思うと、気が気じゃなかった。娘は授業中じっとできず、ほかの子にちょっかいを出して迷惑をかけてしまうことも。病院にかかった方がいいのはわかっていた。それでも、自分たちがちゃんと躾ければ、何とかで […]
2022年3月17日 / 最終更新日時 : 2022年3月17日 wpmaster 2022年4月号 ご飯を食べる。友だちと遊ぶ。 そんな当たり前の生活を守るために 私たち子ども相談センターが関わった母子家庭の話です。コロナ禍、お母さんは仕事が見つからず、食事もままならないほど生活は困窮を極めていました。市町村などが協力して生活支援の提案をするも、受け入れてもらえません。 私たち […]
2022年2月22日 / 最終更新日時 : 2022年2月22日 wpmaster 2022年3月号 子どもたちの力になりたい だから私は里親になった 息子が成人して、気持ちに少し余裕ができたころだった。テレビで見た里親家庭のドキュメンタリー。何か社会貢献がしたいと考えていた私にとって、子育ての経験が生かせる里親は向いているかもしれないと思った。 調べてみると、窓口 […]
2022年1月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月14日 wpmaster 2022年2月号 互いの認識のズレがいつの間にか 家族の中に溝を生んでいた スマホの使い過ぎを叱った私が気に食わなかったのか、ものを投げてきた娘を思わず叩いた。「189番へ連絡する!」。そう怒る娘に、私は「勝手にすればいい」と突き放した。もちろんすぐに我に返って、叩いたことを謝り仲直りをしてい […]
2021年12月17日 / 最終更新日時 : 2021年12月17日 wpmaster 2022年1月号 愛情を感じられないからこその辛さ 支援の手を借りて子どもと向き合う 何をやってもぐずる息子の泣き声を聞くと、「お前のあやし方が悪い」と責められている気がした。なぜ我が子を可愛いと思えないのか。わがままが許されなかった子どもの頃の感情が蘇ってきた。私自身、親に甘えた経験なんてないのに、ど […]
2021年11月22日 / 最終更新日時 : 2021年11月22日 wpmaster 2021年12月号 見知らぬ人からの189は 私たちを見守る誰かがいる証だった 子ども相談センターの人が我が家を訪ねてきたのは、私が育休を終え、職場復帰を迎えようとしていたタイミングだった。「子どもを叱る怒鳴り声が聞こえる」と相談する電話があったらしい。「近所のだれがそんな連絡を」と思ったら、最 […]
2021年10月14日 / 最終更新日時 : 2021年10月14日 wpmaster 2021年11月号 大切なのは意見の押し付けではなく 子どもの心の声を聞くことだった 私たち親の願いで始めた子どもの習い事。娘はめきめきと上達し、同じ時期に始めた子の中で群を抜いた好成績を残すようになった。 家族一致団結して、娘を応援しよう。そう思って、何よりも習い事を優先させてきた。ところが娘から少 […]
2021年9月21日 / 最終更新日時 : 2021年9月21日 wpmaster 2021年10月号 自分たちにとって、ちょうどいい そんな家族のカタチを探して 「たたいたりつねったりしてしかられる」。長女が学校へ伝えたSOSをきっかけに、子ども相談センターが私たち家族に関わるようになった。髪の毛を上手に洗えない。ご飯を食べこぼしてしまう。日常のいたるところにつまずきのある次女 […]
2021年8月12日 / 最終更新日時 : 2021年9月21日 wpmaster 2021年9月号 閉ざされかけた家族の未来 周囲の支えで光が射しこむ 交通事故で大ケガを負い、長期にわたって入院せざるを得ない状況になった。父一人、娘一人の生活で、近くに頼れる人もいない。娘は児童養護施設に預かってもらうことになった。何とか退院したはいいけれど、事故の後遺症で長時間働けな […]
2021年7月14日 / 最終更新日時 : 2021年7月14日 wpmaster 2021年8月号 近すぎてわからなかった 傷つけあわない程よい距離感 僕の家は母子家庭だ。一人で家計を支えるために、余裕のない母。「学校行かないなら出ていけ」。そう強く言われれば言われるほど反発心が募り、いさかいは絶えなかった。僕だって、本当は学校に行きたかったし、精神的に不安定な母から […]